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アメリカのスモッグチェック

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日本では車を所有していれば車検を受けなければなりませんが、米国ではそういった車検の制度がありません。だから、フード(ボンネット)やバンパーが無い車が当たり前のように町中を走っています。ひどいモノでは、ヘッド・ランプが片方完全に落ちているものまであります。しかし、米国でも日本でいう車検のようなものはあり、それがスモッグ・チェック(排気ガス・チェック)です。

私のところにも、「スモッグ・チェックをやれ」という、DMV(車両を統括する役所)からの手紙と書類が届きました。これは、排気ガスに含まれる有害物質の量が、規定値以内におさまっているかを調べるもので、これをパスしない車は公道を走れません。ちなみに、スモッグ・チェックのDMVに掛かる登録料(税金)は、79ドル。テスト費用は、70ドルほどなので、トータルで150ドル程度になります。

面倒だとは思いながらも、近所のガレージ(修理工場)へ愛車を持ち込みました。一軒家ほどの小さなガレージには分解されたエンジンが転がり、その隣のオフィスへと入ります。しかし、そこは無人。ガレージへと繋がるドアを開けると、奥に人がいるようだったので、「Hello!?」と、大声で呼ぶと、「Yeah!!」という返事が。そして、ゴツイ白人がオフィスにやってきました。「スモッグ・チェックとオイル・交換して欲しいんだけど」と用件を言い、「オーライ、45分ぐらいでできるよ。」と言われました。「車の調子はどう?」とも聞かれたので、「最近、エンジンからノイズが聞こえるんだよ」と言うと、それは困ったなぁといった表情をされます。「じゃ、ここで待たないで、もう一度来るよ」と言い残し、ここから歩いて15分の自宅まで徒歩で帰ったのでした。

そして、帰路の途中、背後から、ブプププ、ブププ・・・といった、ゴムがきしむような、聞き慣れない音が聞こえてきました。何だろう?と思って振り返ると、前輪を完全にパンクさせた車が、40km/hぐらいのスピードで走り去っていったのでした。普通、パンクしたら停まるだろ!?さすがはアメリカ。ここには強者がいます。

・・・そして、自宅でインスタント・パスタの食事をとり、約2時間後に再びガレージへと向かいました。すると、今度は小柄なアジア系の男が現れ、「モーター(エンジン)がよくないね。交換が必要だよ。」と言う。最近、エンジンからカラカラと異音がするので、やっぱりねと思いながらも、「もし交換するならいくらぐらい掛かる?」と聞くと、「2~3千ドルかなぁ」とのこと。うーむ、怪しいなぁ。確かにエンジンはノッキングしてるみたいだけど、まるまる交換する必要はあるのか?タイミング・ベルトやシャフトの交換で直るんじゃないか?と思ったので、その場での修理は、「今はいいよ」と断りました。

で、肝心のスモッグ・チェックですが、見事パスしました。一酸化炭素量や炭化水素量も既定値以内だったようです。ガレージでもらった書類には、テスト結果が表となって記載されています。過去、友人でこのテストに失敗した例を知っているので、内心心配もありましたが、これで一安心。しかし、異音の解決に掛かる費用が気になるところ。中古で購入した愛車、フォード・マスタングは、今日現在、走行距離10,4641マイル(16万7425km)になります。この車は、そろそろガタが出始めました。

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