只今、西海岸のチャンネル36では「Kung Pow」というカンフー映画が放送されており、それを観ながらこうして日記をつけているところです。
この映画、とにかくアホすぎる。画質も酷く、登場する女の吹替えの声は男の裏声だったりで、とても観てられない。
・・・と思いながら、この映画について調べてみたところ、この映画の楽しみ方を少し間違えたかな?という思いにさえなってしまった。この映画、日本では「クン・パオ!燃えよ鉄拳」というタイトルだそうですが、監督が76年の香港映画を買い取って自らをハメコミ映像で出演させ、なおかつ敵の声まで自分で吹き替えてしまうというチャレンジ映画?でした。
そういった情報を得て改めて観てみると、意外に笑えるし面白い。川にクジラがいたり、赤ちゃんや牛がカンフーしたり、必死に股間を攻撃したり、ダウンタウンかドリフのコントでも観ている気分になる。また、台詞はストーリーと全く無関係で、「なんでやねん!」と観ている側がツッコミをいれたくなるのは、監督の狙いかも?
アメリカ人かアメリカ文化を知っている人なら笑える場面もあり、私は「If you see Radio Shack・・・」の台詞や、さりげなく街角にHootersの看板が見えているシーンで爆笑してしまった。
バカバカしい映画に興味のある人はぜひご覧あれ。
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