残月


夕方の青空に月が出ていました。
月を綺麗に撮るのは結構難しい。
何故なら、月は動いているから!
5秒間隔でシャッターを切っても、2枚の写真を重ねると微妙にズレが生じる。
止まっているように見える月が動いていると実感したとき、なんだか宇宙を感じます。
月までの距離はおよそ38万キロメートル。
光の速度は30万キロ/秒なので、私たちが見る月は約1秒過去の月だということになります。
過去ではない現在の月を見るには、月に行くしかない・・・。
私たちが普段目にするオリオン座も遠く地球から1600光年離れている。
1600年前といえば、ローマ帝国の時代で、日本では土器や古墳を作っていた時代。
普段何気なく見ているオリオン座は、この時代のオリオン座であり、現在のオリオン座ではない。
そして宇宙全体を見るともっと果てしない。
現在人類が確認できる宇宙の果ては470億光年先と言われています。
470億年前に発せられた光を確認したところで、宇宙は膨張を続けている(とされている)ので、現在の宇宙の果てを追い求めるのは途方もなく無駄のようにも思えてきます。
宇宙とは、いったい何なのだろう?不思議な世界だ。