中国人民の軍事訓練

Wikipediaの徴兵制度のページを読んでいて、中華人民共和国の項目で次の記述に目が留まりました。

大学、高校の国防教育は、教室での授業と軍事訓練を合わせることになっている。大学生は男女を問わず、在学中に学内で行われる基礎的軍事訓練を受けなければならない。全軍学生軍事訓練工作弁公室は教育省と共同で全国生徒学生軍事訓練計画を策定した。2003年は、大学1100校と高校1万1500校が生徒・学生の軍事訓練を実施し、800万人が訓練を受けた(出典:2004年中国の国防)。

軍事訓練とは具体的に何をするのか?

気になったので、中国の高校と大学を卒業した上海近郊在住の友人に聞いてみました。

話しによると、中国では学校が軍の教官を招待し訓練を行うのだそうです。内容は、整列や行進訓練の他、暑い日ざしの中、片足立ちで10~15分間立たされたこともあったそうです。ベッドシーツを綺麗に畳む練習もしたそうで、規律や困難に立ち向かう精神力の鍛錬が目的のようです。

こういった訓練を受けるのは義務だそうですが、中国を訪れて人々の振る舞いを見ていると、実際のところ規律が身についているかは首をかしげるところです。以前、中国武装警察の元隊員に日本語を教えたことがあるのですが、規律ある人物とは程遠かったので、あまり良い印象を受けませんでしたね。おまけに三日坊主だったし。(勿論、個人差があるのでしょうが。)

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軍事訓練というと、↑こういうのを想像していましたが、どうやら違うらしい。

「銃の操作方法とか教わらないの?」と質問したら、「銃は今まで一度も見たことがない」とのことでした。

ただ、これは地域差があるらしく、射撃を教える学校も一部にはあるようです。

余談ですが、私は高校生のときに夜11時に召集されてクラス全員バスに乗せられ、山奥で降ろされて「おまえら歩いて学校まで帰れ」と言われたことがあります。

歩き続けて学校に到着したのは朝5時でした。あれは軍事訓練風だったなぁ・・・。