神を信じる米国人が9割超


4月になり一週間が過ぎました。カレンダーを見ると、4月6日には”Good Friday”と記されています。この日はクリスチャンにとってのホーリーデイであり、日本語では聖金曜日と呼ばれるそうです。無信仰の私は詳細を知らないのですが、これは復活祭の前にキリストに祈りを捧げる日のようですね。

そういえば、最近ニュースで米国人の91%が神の存在を信じ、48%が進化論を否定し人間は神が造ったと信じているとのアンケート結果が紹介されていました。米国に暮らしている私の感覚では、多くても6割の人が神を信じているのだろうと思っていたのですが、この結果は正直驚きました。確かに、私が暮らす地域を見ても、教会は日本の寺と同等かそれ以上の数です。住宅街では歩いて行ける距離に必ず教会があり、日曜日になると教会周辺が混雑しています。しかし以前、20代の若い世代に「日曜日には必ず教会に行くの?」と聞いてみたところ、行くと答えたのは1割程度だったので、信仰の深さや、世代や地域の差は意外と大きいかもしれません。

一ヶ月ほど前、カリフォルニアの民主党議員が「私は神を信じない」と発言し話題になりました。信仰は個人の自由でありますが、信じないと発言しただけで大きな議論を呼ぶというのは、無信仰の人が多い日本の感覚からすると少々驚きかもしれません。

私が渡米して驚いたことの一つに、宗教関連TV番組のチャンネル数が非常に多いというのがあります。あらゆる宗教の番組が存在し、一人の神父が聖書を読む番組があれば、数千人が集まって祈るといったものまで様々。サンフランシスコのKTSF局では週末に日本の番組を放送していますが、平日は中国語放送がメインで、その他にイランやパキスタンや台湾などの番組が放送されているという日本では考えられないプログラムが組まれています。これらの番組内でも必ず宗教の時間があり、イスラム教や仏教の番組が存在するのは事実です。
余談ですが、日本語放送では、土曜日の夜11時40分頃から「みえますか愛」というキリスト教の番組を放送しています。11時半からNHKニュースを放送しているのでその流れで見ることが多いのですが、司会を務める神父の榊原氏の駄洒落が寒くて逆に面白いので最後まで見てしまいます。氏は自身の体験談も紹介しており、「子供の頃に簀巻きにされて川に流された」とか、「中学のときに精神病で入院した」、「家の床が割った竹だったので寝るときに痛かった」など、壮絶な体験談を語るので氏の過去について興味が尽きません。

さて、米国人と一言で括っても、米国は様々な人種が集まった国ですから信仰の対象も様々です。もし今回のアンケートが「キリストを信じますか?」との問なら、もっと違った結果が表れたかもしれませんね。

宗教の話題は色々あり、私が体験した韓国系キリスト教徒の凄さなどもご紹介したいのですが、それはまたの機会にできればと思います。