アメリカのハロウィンで体験したクレイジーな出来事

halloween110103先週、10月末の週末でサマータイムも終わり、ハロウィンの夜がやってきた。深夜12時を過ぎ、そろそろ寝仕度をしようと思ったその時、自宅のテラスの窓が”カツン”と音を立てた。「テラスに人がいる!?」 ここは2階である。しかし、1階駐車場の柱を利用してよじ登るのも不可能ではない。隣りの部屋のテラスから、こちらのテラスに渡る事も可能である。

一緒にいた彼女も怯えていた。何かあった場合、私は彼女を守らなければならない。私はテラスを確認する事にした。保管しているPMC製9mmRUGER弾を引っ張り出し、マガジンに弾を込めた。そして、そのマガジンをBeretta 92FSに叩き込み、セイフティを掛けた状態でコッキングする。初弾がチャンバーにロードされ、ジャキッと金属音を立てた。セイフティ・オンの状態でコッキングされたため、ハンマーは起きていない。そして、セイフティを解除。安全の為、初弾はダブルアクションでいつでも発射可能だ。

銃はテラスをポイントした状態で、ブラインド・カーテンの小さな隙間から外を確認する。暗くてよく分からないが、どうやら人は居ない様である。窓を開け、テラスに出ると、静寂と冷たい風に襲われた。テラスの端には簡単な物置がある。この中に侵入者が潜んでいる可能性もあり、恐る恐る左手を物置のドアに手を掛けた。右手のBeretta 92FSは物置をポイントしている。ドアを開けると、そこには、・・・オイルやジャッキといった、カー用品が並んでいるだけであった。どうやら、外気温と室温との温度差で窓のフレームが音を立てたらしい。私は一息つき、銃のセイフティを掛けた。部屋に戻るとマガジンを抜き、コッキングしてチャンバーにロードされた弾を抜く。そして、眠りについたのだった。

・・・っと、GUN誌の1コーナーの様なノリで、昨夜あった出来事を表現してみました。昨日はハロウィンだったので、誰がどんな手で脅かしてくるか分からない1日でしたが、本当に便乗強盗か何かじゃなくてホッとしました。個人的には、銃は射撃を楽しむもので、あまり人を撃ちたくないのが本当のところです。NRA(全米ライフル協会)が発行する本に、「NRA GUIDE TO THE BASICS OF PERSONAL PROTECTION IN THE HOME」というものがあります。これは、自宅で強盗に入られた場合の対処に関するガイドブックで、銃の扱い方、撃ち方、遮蔽物の利用法、といった内容にも触れられています。これによると、私が取った行動は、やってはいけない例です。自ら自宅内を捜索するのは非常に危険です。実際には、まず最初に家族を寝室に非難させ、同時に床に伏せさせながら、寝室に用意した電話で警察を呼びます。その時、もう1人が銃をドアの方向に構えて侵入者に対処できる状態にする事とされています。

ところで、昨日のハロウィンでは、サンフランシスコに行って、ハロウィン名物であるカストロ・ストリートの大騒ぎ(ハロウィン・パレード)を見物してきました。去年は、知らない仮装した人が勝手に車に乗り込んできたり、「コカイン持ってるかい?へへへ」なんて、怪しい人が大勢いましたが、今年もそんな状態でした。夜10時を過ぎた頃、サンフランシスコのマーケット・ストリート沿いでは仮装した市民数千人(数万人?)がごった返しています。いたるところから、マリファナの匂いが漂い、変なサイコロ人間や、バスケットボール人間、魔女や天使、ガイコツはもちろん、エクソシストのテーマ曲を大音量で流しながら、渋滞の中をゆっくりと走る車などもいました。ドライバーも大勢が仮装しているので、昨日ばかりは特殊メイクのまま運転する人も多く見かけました。私が運転中も、隣りの車からガイコツマスクを被ったドライバーに脅かされたりもしました。でも、私もスクリームのマスクを用意して対抗します。

夜なので良い写真が撮れず残念でしたが、掲載した写真は、カストロ・ストリート近くで出動中(渋滞で動けない)のSFPD(サンフランシスコ警察)のパトカー。